PHP技術者認定試験上級試験に合格しましたー。
趣味でPHPを使っております。仕事では直接的には使ってはいないのですが、色々なシステムでPHPが使用されています(Zabbixとか)。仕事でも知っておくに越したことはありません。そこで、趣味と実益を兼ねて、資格を取ろうと考えました。
まずは初級から受けようかと思っていたのですが、えーい、一気に上級をとっちゃえーと思い立ち、勉強を始めました。なんだかんだで1ヶ月くらいはかかりましたかね。まずは初級のテキストと問題集で勉強しました。使ったのは以下のものです。PHP技術者試験はテキストに恵まれている試験だと思います。両方とも入門用としては非常に良い本だと思います。
一通りやってみてから、上級試験のテキストを読みました。
基本となるのはこちらの『プログラミングPHP』です。
英語の勉強を兼ねて原著にしようかと思ったのですが、試験には日本語の処理なども登場しますので、日本語版の方が良いです。
試験には『プログラミングPHP』にあるソースコードが登場しますので、細かいところまで読み込んでおく必要があります。出来れば実際にソースを書いたりしてみるのが良いでしょう。私は本を読みながら、今までに自分が書いたソースを確認したりしました。一回読んだら問題集に行って、問題集が終わったらまたこの本に立ち戻る、という方法が記憶に残ると思います。
問題集はこちらです。
この問題集、問題量も豊富ながら、何よりも解説が充実していて素晴らしいです。試験終わってからもずっと使えるレベルだと思います。その分、読んで理解するのに時間がかかります。何よりもボリューミーです。
私はKindle版を使いました。Kindle版は第一版なので、誤字脱字があります。出版社のサイトに行って、正誤表を必ずチェックしましょう。Kindleは電子書籍なんだから、最新版へのアップデートをしてくれてもいいのになあ。ぶつぶつ。
問題集を二周し、『プログラミングPHP』を読み直してから、試験会場に向かいました。PHP技術者試験はプロメトリックです。前に試験トラブルがあって以来、久しぶりになりました。
試験スタート。二時間で60問です。
試験については守秘義務の関係で公開できませんが、兎にも角にも難しかった。判断に迷う問題が出てくる出てくる。二時間すべて使い切りました。最後に結果を見ると・・・。
70点で合格でした!
ボーダーが70点です。どんだけギリギリなんだー!
いやはや、難しい試験でした。
受ける方は、勉強時間をしっかりとって取り組んだ方がいいです。
スコアが示す通り、PHPをまだまだ知らないので、今後もバリバリとソースコードを書いていこう。
・・・しかしながら、試験勉強をしてみて、改めて思ったのはPHPの言語仕様はイマイチだなあ、という点です。オブジェクトのメソッドであるべきだろうというようなところが関数だったりとか。破壊的な関数(引数の値を変えてしまう)とそうでない関数との違いがわからないとか。もう少し整理されていると分かりやすいかなあ。嫌いになるレベルではないですけど、気になりました。